世界中からディズニーワールドで働くキャストが住むDisney Housingの寮。
CRプログラムに参加する人たちも、もちろんこのキャスト専用の寮に暮らすことになります。
プログラムの期間中はルームシェアをしながら過ごすのですが、
ルームメイトが日本人だけと寮をシェアする通称:日本人部屋と、
様々な国のキャストと寮をシェアする通称:国際部屋にわかれて住むことになるかと思います。
そこで今回はその日本人部屋・国際部屋のメリットとデメリットについて書いていきます。
ディズニーキャスト専用寮の部屋割りについて
CRプログラムの参加者の場合、部屋割りは基本的にはランダムで、
Disney Housingによってメンバーが振り分けられ、決められます。
ディズニー働くことが決まるとDisney Housingの「DORMS」というキャスト限定のサイトにアクセスで出来るようになるのですが、
渡航前に開いてみたところ、寮について希望を出すフォームを見つけました。
米国三越によると、CRプログラム生は寮の部屋割りなどに関して希望は出せないと言われていたので、
憶測ですが、カレッジプログラム等の他のプログラムに参加するキャスト用のフォームだったのかなと思います。
が、一応私はダメ元で希望を出しておきました笑
希望を出せる項目は
- 寮の種類
- ルームシェアをする人数
- ルームメイトは誰と一緒が良いか など。
私は、ディズニーワールドから一番近くに位置しているVistaway。
3人部屋にはなりたくなかった&少人数の方が暮らしやすいと思い、4人部屋、
ルームメイトは元々の知り合いの人は誰もいなかったので空欄にして希望を出しました。
ディズニーに着いてからどこの寮になるのか知らされるのですが、
私の場合はVistawayの6人部屋になったので概ね希望は叶えられたかなと思います。
寮によって、金額や設備・立地も変わってくるので、一応ダメ元で自分の希望は出してみて損はないと思います。
寮についてはこちらに詳しく書いているので参考にしてみてくださいね。
ちなみに今だったらスーパーとアウトレットが徒歩圏内のThe Commonsを間違いなく希望すると思います。笑
国際部屋のメリット・デメリット
CRプログラムに参加する人は、国際部屋になることを期待する人も多いのではないでしょうか。
ただし、実際は日本人部屋になる可能性も大いにあります。
がっかりされるかと思いますが、どちらの部屋も一長一短だと思います。
ちなみに、寮生活を含めた入社後のギャップについて詳しくはこちらに書いています。
まずは国際部屋について。
考えられるメリットは、
- 部屋でも国際交流ができる
- 外国人の友人が出来る
- 外国語を学べる
- 働くところが違うので違ったセクションの働き方が分かる
- お互いの国の料理を作りあったりも出来る
- 視野が広がる
などでしょうか。
デメリットとして大きいのは
- 文化の違いによる衝突
- エアコンの温度戦争
- 騒音戦争
- パーティ戦争
などなど…あげればきりがありません。笑
友達は外国人キャストのルームメイトに
バスルームに置いていたシャンプーや個人の物を勝手に使われてしまい、とても困っていました。
他にも冷蔵庫に入れていた飲み物を勝手に飲まれてしまったり等の小さなトラブルが頻発したり、
ルームメイトが部屋に彼氏・彼女を連れ込んできてしまって気まずいなど、様々。
もちろん人にもよりますが、日本だと当たり前にやらない事や、逆に積極的におこなうことが
他の国では真逆だったり…ということも多々あるようです。
日本人部屋のメリット・デメリット
日本人部屋もメリットは大いにあります。
一番にあげられるのは、
言わないでもわかる日本のルールのもと、生活できること。
日本に住んでいるとなかなか実感する機会は少ないと思うのですが、
日本は本当に「暗黙の了解」的なルールやマナーが沢山あります。
例えば人のお財布が落ちていても、一般的な日本人は警察に届けたりすると思います。
けれども、海外の友人の中には「神様からのお恵みだ!と感謝して自分のものにする」と言っていた人もいました。
前述したように、ルームメイトに「部屋に置いてあったから」使われてしまったり、、、
といったストレスを受けることは比較的少ないのは日本人のルームメイトのメリットかなと思います。
他にも職場が同じ分、悩みの相談に乗ってもらえる、共感してもらえる
生活する上で必要な情報を即、共有し合える
等でしょうか。
日本人同士で暮らす中でのデメリットは
- 日本館のキャストがルームメイトの場合、みんな同じ職場で働いているのでセクションが同じだとほぼ24時間一緒になってしまうこと
- ルームメイトから外国人の友達をゲットできないこと
- メリットに挙げた「暗黙の了解」に期待しすぎたり、期待されすぎてストレスになること
などなど…。
特にこの最後に挙げた「暗黙の了解」的なもの、
日本では感じなくても、海外に出るとある種の日本人の団結力となっていい方向にも悪い方向にも向かってしまうなと感じました。
良い方向に向かえば、自分たちの安心感やストレス軽減に繋がるとは思うのですが、
悪い方向に向かうと「日本人なら○○して当然だ」といった不必要な期待や圧力になってしまうように感じました。
そして実際、私のルームメイトのうち2名は引っ越しをしてしましました。
ルームメイト引っ越し事件についてはこちら↓
いずれにせよ、ルームメイトは自分の力でどうにか出来るものではないので、
置かれた環境のなかで、自分がどうアクションを起こしていくかが大切だと思います。
デメリット要素を強めに書いてしまいましたが、
国際部屋になった私の同僚はメキシコ人のルームメイトととても仲良くなり、旅行に一緒に行ったりしていましたし、
日本人部屋になった私とルームメイトは親友と言えるほど仲良くなり、今でも定期的に会って近況を報告したりしています。
寮に住むことは、一つの部屋を家族でも恋人でもない、誰か他人とシェアして暮らすことの出来る滅多に出来ない経験です。
特に私は将来、結婚生活を送る時にこの経験はかなり役に立つのではないかなと思いました笑
この経験が皆さんにとって、良い経験となるよう応援しています。
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