前回はストア部門のセクションのうち、Toy Section・Pick A Perl・Excellence Zoneについて書きましたが、
今回は残りの3つのセクションHarmony Zone・Silence Zone・Festivity Zoneについて紹介していきたいと思います!
前回紹介した日本館のストアセクション( Toy Section・Pick A Perl・Excellence Zone )についてはこちら↓
まずはちょうど日本館のストアの真ん中あたりにあるセクションHarmony Zoneから!
Harmony Zone
Harmony Zone(通称:ハーモニー)では、日本でおなじみの化粧品から「日本」「TOKYO」などのロゴが入ったTシャツや帽子などの衣類、アクセサリー、文具やキーホルダーなどバラエティあふれる商品を扱います。
名入れが出来るグッズも取り扱っていて、ゲストに世界で一つだけの物をお渡しすることができます。
ハーモニーのコスチュームは前部分が着物の様に合わせる形のクリーム色のトップスにダークブラウンのパンツスタイルの基本スタイルに、
赤い和柄の入った長めの腰巻エプロンをつけます。
アクセサリーでかんざしも売っているため、自分の髪をかんざしでまとめてゲストに紹介したりしていたキャストもいました。
取り扱っている商品の中に、うちわもあるのですがよく「うちわに私の名前を書いて!」とゲストに言われることも。
新品のうちわに自分の手で文字を書くのはかなり緊張しますが、ゲストがとても喜んでくれて嬉しくなる瞬間です。
Silence Zone
Silence Zone(通称:サイレンス)は、着物や盆栽、習字用の筆や刀など、主に伝統的な日本の物を扱っています。
日本館のストアのコスチュームは基本的にパンツスタイルに黒パンプススタイルなのですが、サイレンスだけコスチュームが着物&足袋に下駄になっています。着物も幾つか種類が選べ、日替わりで着ています。
盆栽や刀等は販売する際に注意点がいくつかあり、覚えるのが大変ですが比較的ほかのセクションよりはゆったりとした雰囲気で働けるセクションです。
着物を着ているため、ゲストから一緒に写真を撮ってほしいとリクエストされたりすることも多くあります。
また着物の試着では着付けをしたり、着方の説明をしながら日本文化を紹介することもできます。
ちなみに私はFestivity Zoneの配属となりましたが、研修ではサイレンスで1番働きたいな~と思っていました笑
Festivity Zone
Festivity Zone(通称:フェス)は、日本のお菓子&お酒・食器・民芸品などを扱うセクション。
唯一、外のカートで働くことが出来るストアのセクションでもあり、
唯一、飲み物を提供する“酒バー”で働くこともできるセクションです。
コスチュームは2種類あり、ショップの中で働く時はパンツスタイルに青にウサギ柄の短い腰巻エプロン&同柄のほっかむり(頭に巻くバンダナの様な物)、
外のカートで働く時はパンツスタイルに濃紺無地の短い腰巻エプロンにオレンジのハチマキをします。
正直な所、頭に巻くほっかむりはちょっと…と思っていましたが、髪をガチガチに固めなくても大丈夫だったのは楽でした。
※日本館では働く際、バレリーナ並みに髪を固めるように指示されます。
フェスの特徴といえば、その忙しさ!猛烈!です!
実は研修中、サイレンスやエクセレンス等のゆっくりとしたセクションで働きたい希望を持っていたのですが、意思に反した配属になり、最初は少し戸惑うこともありました。
(ちなみに他のキャストはほぼ第1・第2希望でフェスに配属されていました。)
ただ、忙しいセクションで良かったことは、ほぼ常にゲストと話しが出来る事!
私にとって多くのゲストとふれあう事は、日本の文化を伝えること・ゲストに感動を提供する目標を達成するためには、とてもよかったと思っています。
また、意図していなかった事でよかったのは英語力について。
元々高校生の時に1年留学していたこともあり、日常会話程度の英会話はできたのですが、
プログラム終了後に高校時代のホストファミリーに会ったとき、英語がものすごく上手くなったと驚かれました。
他にも自分でもビックリしたのは、帰国してほとんど勉強しないで受けたTOEIC。
スコアが130点アップして、リスニングは満点を取る事が出来ました…!
留学経験はあったものの、英語の勉強自体は苦手意識があったので本当に驚きでした。
フェスは民芸/ポーセリン(食器)・レジ・酒バー・フード(お菓子)・カートと5 つの仕事に分けられていて、日替わりのローテーションで仕事を回す為、
毎日が新鮮で飽きることなく1年間働くことができました。
また、それぞれのパートで違ったやりがいがあり、とても楽しかったです。
特に働くのをいつも楽しみにしていたのはフェスの特徴でもある、カートと酒バー。
酒バーは、ゲストに日本酒について説明をしながらグラスに注いで提供するのですが、お酒をゲストが楽しんでいる間、様々な会話することが出来ました。
長い時は30分~1時間にものぼる間、酒バーにいてくれるゲストもいて、
日本の文化やお勧めの観光地を教えたり、折り紙を折ったものをプレゼントしたり、自分で色んな工夫をしてゲストを楽しませられるように出来たのはとてもやりがいがありました。
他にも、自分の現地の友達がゲストとして来てくれたり、何回も通って常連さんのようになってくれるゲストもいて、本当に思い出深い場所です。
酒バーで出会ったゲストには幾つか心に残っているエピソードがあるのですが、それはまた後日書いていこうと思います!
これで一通り、日本館のそれぞれの働き方について紹介出来たかな…と思います。
盛りだくさんに書いてしまいましたが、何かの参考になれば嬉しいです。
次回は、私がこのCRプログラムを知ったきっかけや応募するまでに至った経緯について書いていきます!
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